Digitrax SoundFXデコーダ用Sound Project File/165kei−Aご紹介 モデルランド田中 2013.4.7 ◆本spjファイルのSDF(サウンドプログラム)は当店のお客様日立みさと様が作成したものです。 ◆対象デコーダの形式/種類:Digitrax 4Mbit SoundFXデコーダ ◆SPJ(Sound Project File)名:165kei-A.spj ◆推奨利用車種:165系など ◆ファイル内容: お客様が電車用に独自制作されたSDF(SoundFXデコーダ用のサウンドプログラム)を含むspjファイルに、 当店で独自に編集した165系の音データ(wavファイル)を入れています: 001 アイドル音 => 未使用(Mute.wav)、 002 走行開始 => 165系の加速音(11秒強)、 003 力行音 => 165系の力行音、 004 力行OFF => 165系の力行音から編集、 005 車両選択音 => 未使用(Mute.wav)、 006 停止時音 => 165系の減速停止音(11.5秒)、 007 車両解放音 => 未使用(Mute.wav)、 008〜010 F2(警笛開始)/F2(警笛反復)/F2(警笛終了) => 国鉄急行形電車のホーン音、 011 F3エア抜き => 165系のエア抜き音、 012 再加速 => 165系の力行音から編集、 013〜015 F4(コンプレッサー始動)/F4(コンプレッサー反復)/F4(コンフプレッサー終了) => 165系のコンプレッサー音、 016 F5(車掌笛) => 車掌の笛の音、 017 F6(ドア音) => 165系のドア音、 018 F1(未使用予備) => 未使用(Mute.wav)、 019 F7(繰返し汎用音-開始)=> 駅の発車メロディ(Water Crown)、 020 F7(繰返し汎用音-反復)=> 未使用(Mute.wav)、 021 F7(繰返し汎用音-終了)=> 未使用(Mute.wav)。 ◆ファンクション F0- ライトON/OFF、 F2- 警笛、 F3- エア抜き、 F4- コンプレッサー音(ONにするとCV144,CV145の値にしたがって、コンプレッサー音を繰り返す)、 F5- 車掌の笛、 F6- ドア閉じ音、 F7- 駅の発車チャイム(ウォータークラウン)、   F8- 動力音の一時的強制消音:走行開始音/力行音/停止時音の各音が鳴っている最中にF8ONにすると、 その音を強制的に消音する。スロットルなどで別の動力音が鳴る操作をすると消音は解除される。 F1,F9〜F12-未使用。 ◆CV値 []内の値は既定値---デコーダリセットを行ったときの値; CV58 マスターボリューム 1-15 [9] CV140 動力音のボリューム 1-64 (=60程度がよいです) [40] CV141 F1の音のボリューム 1-64 [60] CV142 F2(警笛)のボリューム 1-64 [64] CV143 F4の音のボリューム 1-64 (=40程度がよいです) [64] CV144 コンプレッサーの動作間隔 1-127 [60] CV145 コンプレッサーの動作時間 1-64 [15] CV146 F3の音のボリューム 1-64 [55] CV147 F5の音のボリューム 1-64 [60] CV148 F6の音のボリューム 1-64 [60] CV149 F7の音のボリューム 1-64 [60] ◆備考 (1)走行音:  スロットルを上げると「走行開始」音がして走り出し、スロットルを上げ続けたり、一定にしておくと、 やがて「力行音」に変わります。しかし、「走行開始」音や「力行音」の最中でも、スロットルを少しで も下げると、「力行OFF」音がして「アイドル音」(今回は無音)に変わります。 「アイドル音」(無音)で走行中(惰行)に、スロットルを上げると「再加速」音がして「力行音」になり、 スロットルを下げた場合は「アイドル音」(無音)を継続します。「再加速」音の最中にスロットルを下げる と、「力行OFF」音がして「アイドル音」(無音)に変わります。 (2)停止時音(減速音)と車両の動きの連動:  SoundFXデコーダの制約で「停止時音」(減速音)をモーター停止前に鳴らすことはできません。 「停止時音」(減速音)を減速する時点で発するようにするには、サウンドデコーダではモータ制御は行わず、 サウンドとファンクションだけをやらせ、モータ制御はKATO EM13やDigitrax DZ125等で行うようにします。  そして、モータデコーダには減速度(CV4)を設定(Digtraxデコーダの場合20前後?)し、サウンドデコーダの 減速度CV4はゼロにして使用します。  停車するときは、スロットルを一挙にSTOPにするか、逆転レバーをブレーキにします。すると、モータは 減速度でゆっくり減速しますが、サウンドは直に「停止時音」(減速音)を発しますので、減速音を発しなが ら停車していきます。 停車前にスロットルを上げると、「走行開始」音を発しますので、停車前に惰行に したいときは直にスロットルを少し下げると「アイドル音」(無音)での走行になります。  また、停車するときも、進入速度によって鳴り終わりと停止のタイミングがズレますので、CV4の値で調整 します。また、引込み線への待避や車庫入れ等で低速で走行して停車する場合は、停車後も「停止時音」 (減速音)が長々と鳴ってしまいますので、F8ONにして強制消音するとよいです。 (3)D101やUT4等の可変抵抗器(ボリューム)を使ったスロットルは、経年劣化などでスロットル(抵抗値)が 不連続になったり、一定位置の保持がちょっとした振動で微小にズレたりして上記のスロットルの上げ 下げによる音のコントロールがうまく行かない場合があります。 スロットルがエンコーダー方式のDT402では、 確実に出力ステップを刻みますのでコントロールも確実になります。 ◆モデルランド田中は、この資料と165kei-A.spjファイルの内容、これらを利用して引き起こされる結果に 対し責任を負いません。