「んぁあ…ッ!」
火照った身体は脱がされて冷え、噛まれた痛みでまた火照った。めまぐるしい温度変化。頭を馬鹿にするには十分すぎた。
胸元に吸いつくルワーレは一見冷静。でも目が溶けてる。酔っているんだろう。
その目がたまらなくエロい。
難しい言葉なんて知らねぇ。ただひたすら、彼の一挙一動に身体が震える。
「…美味しい。」
むせ返る程甘ったるい声だった。前言撤回。一挙一動一言だ。
そんなに旨いんならいくらでも食ってくれ。幸い、俺はルワーレの好みに合ってるらしい。よくわかんねーけど。
「足を開きなさい。」
「ご奉仕願いましょうか。その口で。」
「では、四つん這いになって。」
次々と降る命令を俺はこなした。馬鹿になった頭はただ言われるまま諾々とかしづく。ルワーレに遊ばれてる、と自覚するとどうしてか中心が熱くて。時々耳元で囁かれる『いい子ですね。』はロックのウイスキーにも負けない威力。
挿し込まれる瞬間すらもう痛みなんてない。
あんまり気持ちよくて肺が震えた。ああ、俺、どんどん駄目になる。
「ぁああッ…!あ、ぁあ…ッ」
「ッふ…相変わらず食いつきますね。」
「だ、ってきもち…ッあ…。」
「おねだりはどう言うんでしたっけ?」
馬鹿になった頭はただ言われるまま諾々と、かしづくのだ。
「おねが、しま…ルワーレのでイかせてください…ッ」
そこからはもう記憶すらぐっちゃぐちゃだ。
ぶん殴るような勢いで中に叩きつけられる。何度も何度も突き上げられる。やたらと中をぐっちゃぐちゃに擦られて。
馬鹿どころか真っ白になった頭。何一つまともに考えらんない。好きにして。踏みつけて。罵って。壊して。
「ッひあぁあんっ、あッ、あぁあッ、あっあ…!」
四つん這いにしてた腕は立たなくて、床に顔を擦りつけて鳴いた。そしたらますます激しくなって、髪もわしづかまれて、ますます鳴いて、そのループ。
獣みたい、つったらきっと怒るだろうな。ルワーレだけじゃねぇけど。俺だってそう。
そうだよな、動物だからいいよな。何も考えてない。ただ気持ちいいから、気持ちよくなりたいから、それだけで、他には何も。
流れるようなポニーテールが、鋭く胸を刺した。





支 配 従 属 オ ル ガ ニ ズ ム


(もっと沈めて、溺死できるように。)

fin.




***

これはひどい。ニトリごめんまじごめんだが愛してる。筋肉質ドМ美味しいですムシャァ。